パーソナルスタイリストが考える「持続可能なファッションイベント」

 

100年後の地球を考える Tシャツアート展 ㏌今治

パーソナルスタイリストが考える持続可能な世界を目指すファッションイベント

昨今、メディアで取り上げられている「海洋プラスチックごみ問題」、「洋服の大量在庫・大量廃棄問 題」、その先にある「地球環境の破壊」、ファッションに携わるものとして、これらの問題を少しでも解決したい!という思いから、「サスティナブル・ファッション」(持続可能なファッション)の周知運動が出来ればと、このたびスタイリスト有志で「チームISCA」を立ち上げました。

今回、プラスチックごみなどから再生したTシャツ(以下、エコTシャツ)と出会い、 公益社団法人今治地方観光協会のお力添えをいただき、愛媛県今治市の海辺で 「#100年後の地球を考えるTシャツアート展㏌今治」のイベントを企画いたしました。 このイベントはSDGsに掲げられている地球環境問題をテーマにしたイベントです。

そして、イベント期間中展示するエコTシャツは、デザインを作品募集します。 イベントに向けて、一般・企業様から専用アプリを使ってエコTシャツのオリジナルデザインを募集 し、期間中、砂浜に展示し、デザインコンテストを実施します。

エコTシャツを購入することでエコロジーな社会貢献になる。 オリジナルデザインすることで、自分が欲しい一枚を手に入れることができる。 専用アプリで誰もが簡単にデザイナーになれる。 デザインすることでアートを楽しみ、感性を磨く。 デザインコンテストに参加して想い出に残す。

 

―活動に至った経緯―

 

 

パーソナルスタイリストが考える「持続可能な世界を目指すファッションイベント」活動に至った経緯は、お客様のクローゼットカウンセリングに伺っていつも思うこと「同じものがたくさんある」ということからのスタートでした。また、同じようなモノをつい買ってしまうというお悩みもたくさん伺いました。

ISCAでは「服トレ」着るを楽しみ選ぶチカラをつけて自己表現するをご提案することで、お客様のクローゼットに不要な物がない、無駄な物は買わない選択をすることをお勧めしています。

なぜならば、自分自身を知ることで選ばれたモノだけで埋め尽くされているクローゼットにすることは可能だからです。

ファッション業界が抱えている問題、売れているものを今すぐに生産して、売れ残ったモノを処分する。そして現在、処分されるのは生産した50%と言われるサイクルになってしまいました。

なかなか抜け出せないこの「大量在庫・大量廃棄」のサイクルをファッション業界に携わるスタイリストとして何か行動しなければという思いが常にありました。

それはファッションで生計を立てている私達だからこそ、このままでは負のサイクルになるという危機感に襲われたからです。ISCAでは、勉強会で持続可能な開発目標SDGsゲームをメンバーに体験してもらい、皆で問題に取り組む意識を持ってもらいました。

【服トレ】を通して直接かかわることのできる方々には自分に似合うモノを知っていただき、TPOに合わせての服選びや、体型をカバーする視覚効果による魅力的に見える服選びのご提案はできるのですが、もっと多くの方に提案したいという思いが高まりました。

その後、様々なサスティナブルイベントに参加して現状を把握していきました。

 

―イベントを企画―

サステナブルブランド2019のイベントを通して日本環境設計様とご縁ができました。地球の未来のために様々なものをリサイクルする仕組みをつくり、繊維リサイクル、プラスチックリサイクルのリーディングカンパニーです。日本環境設計の岩元会長からプラスチックを再生してTシャツを作っているという話を伺って発想が湧きました。

Apple 京都で登壇させていただきましたアプリcoutureは、ファッションビジネスの社会問題である「洋服の大量在庫・大量廃棄」。以前からこの問題に一緒に取り組んでいこうと打合せを重ねていたデジタルファッション株式会社様が開発したアプリで、1着からの受注発注生産が可能です。しかも「couture」は1枚ずつ違うプリントをカスタマイズでき、リアルな製品イメージを3Dデータで確認し、投稿、そして購入することができます。自分の欲しいモノを欲しい分だけ購入することができるので「大量在庫・大量廃棄」問題とは無縁の仕組を構築されております。

「エコTシャツ」は日本環境設計㈱がプラスチックごみをアップサイクルしたものです。
この「エコTシャツ」は、地球環境を考え、開発された「何度でも再生できる素材」でできてい ます。 まだ認知度は低く、生産コストも高い現状ですが、一般に広く認知され、循環型社会が構築さ れれば生産コストも下がり、環境改善につながると思われます。
日本環境設計(株)岩元会長とcoutureの開発者でありデジタルファッション(株)森田代表のご協力でプラTシャツと受注発注生産でオンリーワンの商品をつくるアプリcoutureのコラボが実現したのです。

 

母なる海の危機が迫っています!!
今、海などの自然界に流出するプラスチックが世界的な環境問題となっています 。

増え続けるプラスチックごみに、リサイクルや焼却処理、埋め立て処理が追い付かず、 適切に処理されないプラスチックやポイ捨てされたプラスチックの一部が川や海岸から海に入り込むという現実です。

浮遊を続けるビニール袋、海底に大量に堆積するマイクロプラスチック… 2050年までに海に捨てられるプラスチックごみの総重量は、海に生息する魚の総重量を超えると予想されています。

 

ビニールに絡まってしまって、腕がちぎれかけている海亀。 このあと、このビニールをダイバーの方々が取ってあげたけど、手がほとんどちぎれていたそうです。

 

このウミウシはストローに絡みつかれています。

 

友人のダイバーに話を聞くと、多くの写真と共に凄まじい海の現状が見えてきました。

宇宙に行くことを夢見る前に、地球に住み続けられることを考えることが先だと考えました。

 

「砂浜美術館のひらひらフレンドシップに参加しています」

 

プラオンリーワンTシャツで消費するファッションから持続可能なサスティナブルファッションへと移行しよう!


2つの問題を結び付けたイベントを企画

「プラスチック」などから作った自分だけの「オンリーワンTシャツ」を使ったイベント企画

高知県黒潮町のTシャツアート展が毎年GWに開催されるという情報を聞き、海のごみを拾って海を綺麗にし、オリジナルTシャツをつくることでアートを楽しみ感性を磨く。Tシャツコンテストをして想い出に残す。

エコTシャツを購入することでエコロジーな社会貢献になる。ファッションと地球環境と経済を循環させるプロジェクトを立ち上げたいと考えました。

人は衣服を着なければなりません。その意味をもう一度考え、買わない選択ではなく消費がエコロジーになり社会経済が循環するサスティナブルファッション提案の仕組みを作ること。

地球環境問題とファッションビジネスの大量廃棄の在庫問題をファッションビジネスに携わっている私達だからこそ、できること。チームISCAは全力で取り組んで参ります。

 

「#100年後の地球を考える Tシャツアート展 ㏌今治」

―概要―

〇とき/ 2019年10月5日(土)~6日(日) (※資金目標を達成した際には開催日の1日追加を検討中。)

〇場所/ 愛媛県今治市唐子浜

〇イベント内容(予定)/

1. 作品募集「オリジナルエコTシャツ」を申込いただく(アプリ「couture」)

2. 砂浜に「オリジナルエコTシャツ」を展示し、デザインコンテストを実施

3. 「海洋プラスチックごみ問題」、「洋服の大量在庫・大量廃棄問題」を多くの方に 知っていただく企画

4. 砂浜のごみ拾い

5. その他、盛り上がるイベントを企画中

〇主催/ 一般社団法人国際スタイリングカウンセラー協会

〇協力/ 公益社団法人今治地方観光協会 特定非営利活動法人NPO砂浜美術館 クチュールデジタル株式会社 日本環境設計株式会社

 

このプロジェクトには皆様のご協力が必須です。

★クラウドファンディングでもサポートを集いますので何卒ご協力の程よろしくお願い申し上げます。

 

クラウドファンディングページ ←こちらから詳しい詳細をご覧ください。

 

 

★Tシャツコンテスト申込みアプリcouture ←ダウンロードして使い方動画を見ながらオンリーワンTシャツを作りお申込み下さい。(ご不明なことが御座いましたらお問い合わせください)

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