一般社団法人国際スタイリングカウンセラー協会は2019年10月で5周年を迎えます。
2014年に立ち上げて5年間で述べ150名の方々にファッションをお教えしました。
現在協会の所属はスカーフストールスタイリスト®︎を含めて50名
独立した皆さんもそれぞれに活躍されています。
そして、スタイリストとして2020年は40年というキャリアになります。
この業界で現役でやってこれたのも長年、仕事のご依頼を下さるクライアントやお客様のおかげだといつも感謝いたしております。
広いようで狭い業界なので、40年も続けていますと変化はありますがほぼ繋がってもいます。
広告代理店、テレビ局、芸能プロダクション、製作会社、出版社、ファッションメーカー
時代と共に生きてきましたが変化することも楽しんできました。
特にファッションメーカーは時代を象徴していますので、バブル期のデザイナーズブランド主流からバブル崩壊のファストファッション
安いものが大量に作られる時代から「フランス人は服を10着しか持たない」は印象に残るタイトルから大きな反響を呼びベストセラーになりました。
ファッションを楽しむ時代からライフウエアーへと生き方と装いかたがイコールになる時代へと移行しました。
装うから着るに変化してきたというのが的確な言い方かもしれません。
人の意識が着飾るからもっと機能的なものへと変わる。デザインからマテリアルへ・・・
デザイナーズブランドもデザイナーの生き方が服に反映されファンを作ってきたことは変わりないのですが
多少着にくいデザインでも好きならそれを着るというファンから、もっとリアルに機能性も求められるのが今の服です。
もっと言えば素材がどのような工程でできているのか?生産者が見えること、生産工程が見えることが求められます。
以前はそんなことはあえて見せず、神秘性を大切にしていてロマンを求めていました。
そして、これから2020年に向けて外せないのがサスティナブルファッションです。
トゥルーコストファッションはファストファッションの現実を見せました。
安く生産されるのはこういう現実があるということを一般の方々が知る機会となったのです。
国連が推進するSDGs持続可能な開発目標とは、持続可能な開発のための17のグローバル目標と169のターゲットからなる、国連の開発目標である。 2015年9月の国連総会で採択された『我々の世界を変革する:持続可能な開発のための2030アジェンダ』と題する成果文書で示された2030年に向けた具体的行動指針です。
今回の愛媛県今治市で行うエコTシャツアート展はISCA丸5周年、6期目
スタイリスト歴40年目のファッションビジネスに対するオマージュです。
ファッション業界が抱える社会問題と環境問題は切っても切れない関係です。
この業界が沈まないように、私たちが今できることに意識を向けました。
多くの方々のご協力とご支持に心から感謝を込めて当日は有志メンバーで楽しんでいただけるように尽力いたします。
「#100年後の地球を考えるTシャツアート展in今治」選考と賞:グランプリにはアクセサリーセミオーダーメイド券 特別賞セミオーダメイドバッグ券作品賞 エコバッグ 来場者投票賞 今治高級タオルを贈呈メディア取材 : テレビ愛媛ニュース10分程度放送
主催:一般社団法人国際スタイリングカウンセラー協会
協力:公益社団法人今治地方観光協会・特定非営利活動法人NPO砂浜美術館・今治市
トークセッションはご予約の方を優先させていただきますのでぜひ事前登録をお願いいたします。
ご参加お待ちいたしております。 2019年9月6日 ISCA代表理事 澤木祐子