エプタモーダ様2017AWファッションカタログ撮影は前回もご依頼いただているブランドなので、撮影当日は澤木が海外出張中でもISCAスタイリングカウンセラーの本田真理さんと紙本真琴さんに撮影の立ち合いをお願いしました。
ISCAでは講座修了して認定されるとご本人との交渉で仕事のアテンドもさせていただきます。チームを組んでいるとその時に最適な人材で仕事が受けられるというメリットがあります。優秀な認定生方がいるというのも大変に喜ばしいことです。
撮影の立ち合い、ヘアーメイク、立ち振る舞い、マナー、ウオーキング、話し方、セミナー講師、外国人観光客向け、スカーフなど引き出しがたくさんあり、得意を生かした仕事を各自にアテンドさせていただきます。海外にも心置きなく出張できるので助かります。お二人の仕事ぶりをぜひ動画でご覧ください。
カタログ撮影の前は、モデルをキャスティングしてオーディションを行いました
今でこそキャスティングという仕事は確率しましたが37年前はスタイリストの仕事でした。
日産自動車の新車発表イベントでは100名のモデルのキャスティングとオーディションを行いました
しかもあの時はローラースケートが流行っていたので、オーディションでローラースケートをしてもらい大変な思い出があります。衣装も全部オーダーで白サテンの燕尾服、伸縮性のある素材ではなく本番のローラースケートでは衣装が破れたり大変でしたが広告大賞に選ばれました。
デザイナーコレクションでもモデルオーディションには随時立ち合い、デザイナーやディレクターと洋服のイメージにあったモデルを選びます。トータルで考えるのがスタイリストの仕事でもあるわけです。
人がいて、洋服があり、装飾品があり、ウオーキングやポージング、ヘアーメイク、背景など全ての要素がトータルでイメージできていないとファンがつかないのです。見る側が心地よく違和感がなく好きになるようにPR、広告を創ります。
洋服を作るまでにデザイナーや企画がお客様をイメージして何度もミーティングを重ね、試行錯誤を繰り返して作品にします。そして洋服が出来上がりPR作業に移るのですが、その第一歩がモデルのキャスティング、オーディションです。
出来上がった洋服を最高に素敵に着こなし、着てみたいと思われなければなりません。イメージに合ったモデルを先ずはコンポジット「写真」で選び、撮影の日時を確認してオーディションを行い、実際に撮影する洋服を着てもらいポージングやウオーキングを行って確認します。おかげ様で今回の撮影もブランドイメージにぴったりなモデルで素晴らしい出来上がりでした。
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