Lashicu
あなた らしく楽しみながらリハビリやトレーニングに取り組むために
洋裁を教えていた母の影響で、幼少期から洋服に興味を抱く
ファッションの知識を深めたい思いから、国際スタイリングカウンセラー協会で学ぶ
衣料と医療は実に関係性が深いのです。
スタイリングカウンセラー®︎の役割はファッションだけではなく、役割とおしゃれをつなぐこと。
リハビリも楽しくなるのに…
彩りやデザインを加えることで、味気ないシューズが華やかに。
カラフルな色は気持ちを明るくします。
つらいトレーニングの足取りも軽やかに。
視力の低下や痴呆により左右を間違えてしまう…という、ご家族からのお悩みも。
左右のデザインや色を変えることで、判別しやすくなります。
意外にも他人のシューズと履き間違えることがあります。
施設によっては大きく名前を書くこともありますが、とても残念な見た目に。
ご自分のものだと一目でわかるようになります。
施設内のスタッフからも、どなたのシューズか判りやすくなったと好評です。
病院では衛生面の問題から、レンタルのパジャマを着用することが義務付けられていました。
年齢も性別も関係なく、みな同じ装い。母の「囚人みたい」と言った言葉が頭から離れませんでした。装いで違いが出るのは足元だけ。
しかし、シニア世代、特に脚に問題を抱えた方は同じようなシューズを履いています。私が用意したのは花柄のリハビリシューズ。「その靴どこで買ったの?」
「私もこんな靴が欲しい」
そんなことをよく言われるの…と、母から聞かされたとき、
おしゃれ心は年齢や状況で変わらないのだと、あらためて気付かされました。
つらい時こそ心が踊り、前向きな気分になれるものを求めるのかもしれません。
少しでも笑顔になって欲しい。
もう一歩、脚を前に踏み出して欲しい。
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