さいたま市立公立中学校 の「働く方のお話を聴く会」授業をさせて頂くのは今年で3年目になります。

いつもはスタイリストの仕事を基本にして「色の話」や「装うこと」について話させて頂いています。

今回のテーマは「海洋プラスチックごみ」から作ったTシャツのデザインを考えてオンリーワンのTシャツを応募しよう。

講義①「世界の環境問題について」

講義②「デザイン・カラーについて」

実習①「Tシャツのデザイン作成」

給食・昼休み

実習②「Tシャツデザイン作成と作品鑑賞」

終わりの会・記念撮影

ということで9時半に学校に到着し、16時過ぎまで1日中、生徒さんたちとご一緒しました。

講義①の環境問題については皆さん、興味深々で聞いてくれました。

SDGsの簡単な説明、世界中で起こっている問題や社会情勢

子供たちの貧困や労働は特に関心が高く、最後にした質問にもきちんと答えてくれました。

環境問題を知ってもらってからのTシャツデザインが今回の目的です。

テーマを決めてもらいそれぞれの好きな絵や写真で作成してもらいました。

個性豊かでオリジナリティのある素敵な作品ができあがりました！

作った作品には意味があり、ひとりずつ発表もしてもらいましたが心がこもっていてどれも本当にステキです。

この中から1枚を選びコンテストに応募してもらうということで投票式に・・・

しかし、どれもステキ過ぎて皆が選べないのです。

そこで3年生から素晴らしい意見が出ました。

ジャーン！こんな風に皆の作品を1枚のTシャツにしました。

この発想が自然に発言できるって、目頭が熱くなりました。

皆が頑張って描いた作品を全部まるごと1枚のプラスチックごみからできたTシャツにして今治の唐子浜海岸にひらひらと舞わせてきます。

授業の最後にはいつもハンドベルの生演奏をプレゼントしてくれます。そしてこんなに大きな花束もいただきました。

そして早速担任の先生から嬉しいメッセージをいただきましたのでご紹介させていただきます。

こちらこそ、いつも先生方からも気持ちの良いおもてなしをしていただき、生徒の皆さんから大きなエネルギーをいただき感謝の気持ちでいっぱいです。

これからも次世代の未来に少しでもお役にたてる活動をしていきたいと考えています。