D1アカデミー、その業界でのNO1、まさに今の社会課題である環境問題の救世主でいらっしゃる日本環境設計の岩元会長はNO1に相応しい方です。
今回のD1アカデミーでは10月5日6日の「海プラTシャツコンテスト」で日本環境設計様の海洋プラスチックごみでできたTシャツBRINGを使わせていただく関係で私が特別プレゼンターとして岩元会長の前に登壇させて頂くことになりました。
私が岩元会長に出逢ったのは今年の3月に開催されたサスティナブルブランド2019でした。
しかし、その存在は3年ほど前から当協会のメンバーである福満景子さんがFacebookであげていたのを存じあげていまして、お会いしたいと思っていました。
と言いますのも、協会のプログラムの中にクローゼットカウンセリングというプログラムがありまして、お客様のクローゼットを診断させていただくのですが、お悩みベスト1は不要なモノであふれている。使いこなしていない。同じようなアイテムが多いということです。
同時にファッション業界が抱える問題のNO1は大量在庫による大量廃棄問題です。
クローゼットの中で使われているのはせいぜい6割、洋服の生産量に比べて廃棄処分は50%をこえているという現実です。
2020年までに認知されるべきSDGsの12、つくる責任、つかう責任にあたります。
お客様のお悩みやファッション業界が抱える、この問題をなんとかできないものかと常々考えておりました。
岩元会長のお話を伺い、私達スタイリングカウンセラーにも何かできることがあるのではないか。
そう思いついたら居ても立っても居られない心境になり
協会の5周年をかけて今回の環境問題とファッション業界が抱える課題をコラボさせた「海洋ゴミでできたオンリーワンTシャツイベント」を考えました。
これもまた、岩元会長がいつもおっしゃっている「楽しいことは伝わるから楽しいことをして正しいことをわかってもらう」のコンセプトに基づいています。
日本環境設計様のケミカルリサイクルという技術
モノは全てCとHとOでできている、ペットボトルをPETという樹脂に変えて分子化することによって何回もリサイクルできる。
持続可能なシステムです。
服から服にリサイクル、服からまたペットボトルにも変わる。
他のモノにもリサイクルできるという画期的な技術です。
ステキな商品だから着てみたい、そして消費が環境問題を救うことになる。
まさに循環型社会の取り組みなのです。
そして環境課題になっている海のプラスチックごみ問題
このままいくと2050年には海に住む生物が全滅すると言われています。
人間が作ったプラスチックが悪者になっていますが、きちんと処分しない人間が悪いのです。
今あるゴミは資源に変えて、これからはなるべくつくらないようにしていくことが私たちにできることではないでしょうか。
この海洋プラスチックごみでできたTシャツを1枚から受注発注できる、在庫問題とは無縁のcoutureというアプリでオンリーワンのTシャツをつくってアートを楽しみ、想い出に残す。
協会の認定生メンバーが四国に住んでいまして、四万十近くの黒潮町の海岸で毎年GWにTシャツコンテストイベントを開催しているというのを聞き、今回のイベントを海岸でしよう!と思いつきました。
当日も海のごみを拾って、環境にふれてもらい海辺にひらひらと舞うTシャツを眺めながら海に感謝するイベントにしたいと考えています。
また、イベント内容もSDGs17項目に基づいたものにしようと計画中です。
以下、決まっている内容をご紹介します。
- 長谷川晴子
タイトル》 ビーチウォーキング SDGs(持続可能な開発目標) 3 すべての人に健康と福祉を 姿勢と歩き方を通して,すべての人々が健康に関心を持ち,病気にならないための予防医療と健康寿命を目指した健康づくりをお伝えします。 ビーチで自然を感じながら、裸足で大地を踏みしめ健康的に楽しみましょう!
- 澤木祐子
タイトル》砂浜ビーチflowyoga SDGs(持続可能な開発目標) 3 すべての人に健康と福祉を。5 ジャンダー平等を実現しよう。7 エネルギーをみんなに そしてクリーンに。16平和と校正をすべての人に。 呼吸と動きで交感神経と副交感神経を調整し、全身を解し心身のバランスを整える。インド政府公認ヨガ療法士が伝える心の化学を体感してもらいます。
- 鈴木祐子
タイトル》Linesウェア&スカーフストール販売 SDGs (持続可能な開発目標) 12 つくる責任つかう責任 色々な体型の方が着こなせるベーシックカラーでシンプルなオリジナルウェアを少量ずつバンコクのアトリエでおつくりしています。 ビーチでお散歩するシーンのカジュアル、お出かけシーンのセミフォーマルとしてもアクセントのスカーフストールコーディネート次第で経済的に着まわすことが可能です。
- 只野佳代子
タイトル》無添加砂糖不使用ベナン共和国ドライパイナップル販売 SDGs17 パートナーシップで目標を達成しよう。ベナン共和国日本の大使夫人を招いて国と国が協力し合い良き関係性を保つことを意識しよう。
D1アカデミーは時間の関係でどこまでご紹介できるかわかりませんが、このような内容でお話させていただきたいと考えております。
私達スタイリストが提案できることで環境問題の改善にお役に立てますことに願いを込めてお話させていただきます。