UAEの女性は噂通りアバヤの下には、ゴージャスなドレスを着ていました。人によってはゴージャスとまではいかなくとも自分なりにおしゃれを楽しんでいる様子が伺えました。ちらりと見えますが色が綺麗だったり装飾がついていたり。
マイサ大臣は綺麗なティファニーブルーのインナーと靴でした。
見えるところ以外にも気を使うのが、マインドとつながっていることと言えます。それは、すなわち自分を喜ばせる、おしゃれとは人に見せるだけのものではなく自分を喜ばせるものだからです。
私たちが素敵なファンデーション(下着)を身に着けるのも同じですね。
女性用の異性に見せる下着は、50歳以上になると何かあった時用として(例えば突然に事故にあった時)恥ずかしくないファンデーション(下着)に変わり、ファッションメーカーが販売しています。女性としての身だしなみは年齢を重ねても気にすることは自分にとっても大切だと思います。
人の目を気にする他人軸のおしゃれと自分の心を豊かにする自分軸のおしゃれは両方あってしかりなのです。
それがUAEの女性方はアバヤの下に隠されてるとは言え、余計におしゃれに対する美意識を感じさせてくれました。
ファッションにはトレンドがあります。このトレンドもまた心理的に関係していて人は流行りのもを身に着けることで自分を喜ばせることができる。
それは今を生きているという証でもあるからです。もちろん故きを温ねて新しきを知るということも関係していて過去があるから現在があり、未来へ続く・・・。
今を楽しんで生きるにはトレンドは最適なアイテムでもあるわけです。CMで言われている「もりそで、ぬきえり」ぜひ、試着でも良いのでトライしてみてください。
そこには今のあなたが映っています。新しい自分に会いたいときは今のトレンドを取り入れる。
ファッションは一瞬にして簡単に夢を叶えてくれるのです。
似合う似合わないなんてそのうち関係なくなります。
それよりも大切なのは自分を満たしてあげること。
TPO以外の着こなしは自分を解放してあげることも必要です。
この最高級品シャトーシュはドバイで出会いました。カシミヤより細い毛を持つ動物がいます。それは『チルー』という動物です。正式にはチベットアンテロープというカモシカの仲間で、細く長い角が特徴で一見トムソンガゼルのような姿です。生息地は中国の天山やチベット高原、インドのラダック地方の3250メートルから5500メートルの高知に住んでいます。
カシミヤより細い毛を持つ動物チルーのうぶ毛で作られるシャトーシュは毛織物で『ウールの王様』といわれ大きなショールでも指輪を通りぬけるといわれるぐらい滑らかでリングショールと言われています。シャトーシュというショールは闇値で一枚40万円から150万円して現在輸入は禁止されています。
ロイヤルチエ社長に教えていただき今回、このシャトーシュに触れることができました。なんとも言えない肌さわりで柔らかく軽く素晴らしい物でした。
さすがに購入はしませんでしたが、高級パシュミナよりもさらに品質の良い本物を見て触れることができました。
ここにも自分のマインドが寄り添うので肌さわりの良い素材への想いと価値観が一致することが大切だと思いました。価値観とは動物の毛を使用している物に対しての素材に対するマインドもあります。
私たちスタイリストがお客様にパーソナルに対応するには、心を満たすことに着目しなければなりません。
それには、ファッション「装う」というアイテムをどう使えばお客様の心が満たされるのかをカウンセリングしてご提案する技術が必要です。
望みが叶う、マインドが満たされる、パーソナルな対応で質の良いサービスを今後も心掛けるためにも本物を見て、触れて、リサーチして、ベストな提案ができるように心掛けていきます。
ドバイのVOGUE CAFEではアバヤを着たおしゃれな女性が女子会ファッショントークに花を咲かせていました。こういう光景は世界共通でわくわくします。
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