メンズスタイリングはプロ科の選択講座ですがスーツの基本的な選択、サイズ、素材、デザイン、オケージョン別、体型別提案などを学びます。スーツは男性にとって言わば戦闘服、仕事ができる男の第一条件は相手に対する思いやりや尊敬です。中味が見た目で表現できていることはその第一条件を相手に伝えるということです。
仕事内容も体型も、さまざまなお客様がいらっしゃいますが、おすすめしているのはミニマルオーダースーツです。規制品より体に合うことは言うまでもありませんが、オリジナリティは自分の個性を表現し身に着けた時の満足度が格段に上がるからです。
オーダースーツをシンプルにというコンセプトで銀座マロニエゲート1のB1にオープンしたONLYのOPENレセプションに招かれて伺いました。わかりやすい仕組みミニマムオーダーとは、既製服はフォルムの洋服をその場で試し、すぐ購入して着用できるという特性があります。オーダースーツはオリジナルの自分だけのこだわりの1着を身にまとうという愉しみと満足感があります。
その既製服とオーダースーツのいいとこどりをしたのがミニマルオーダースーツというわけです。
メンズもレディースも3号サイズから13号までサンプルがあります、サイズサンプルで着心地を試すことができます。価格は28000円~10万円くらいで価格は生地によって変わります。
ボタンも好きなものを選ぶことができます、細部の拘りは仕事や人生観にもつながります。
裏地や裏地芯などもカスタムオーダーできます
生地サンプル、メンズはもちろんですが、レディースもこの生地の中から選ぶことができるのですが色も豊富でした。
着丈や袖丈はもちろんですが、ラペルの大きさ、ポケットの位置、フラップ有り無し、センターベンツかサイドベンツかなども全て選ぶことができます。パーソナルスタイリストはお客様の体型でお似合いになる提案ができるので一緒に伺って最適な1着をオーダーするにはベストなスチエーションだと言えます。
また、サイズを測り、生地を選び、一連の採寸から会計まで簡単明瞭に短時間で進むように2回目からはスマホやインターネットでも簡単に購入というシステムもあるそうです。洋服は大量生産の時代でもありますが、これからは個の時代がきます。パーソナルスタイリストはお客様の個性を大切にしてパーソナルにご提案するのが仕事です。個別のモノづくりが問われる、コトとモノの提案ができること、ミニマルオーダースーツをお客様の個性に合わせて一緒に選べるショップ選びは必要です。
体型を把握し、好みをヒアリング、なりたい魅せたいをカウンセリングして、サイズはプロに計測してもらいますが、サイズを把握しておく知識は必要です。生地を選び、パーツを選び、体型に合わせてオリジナリティ「個性」を表現できるスーツ選びのできるパーソナルスタイリストという仕事。
またパーソナルスタイリストを育成しているISCAにとって費用対効果が良いミニマルオーダースーツ店を何件か知っていることも必要になります。ファッションは情報です、多くの情報に振り回されず、最適な提案ができるように物を選ぶ力をつけるには、自分の目で確かめ足を使って出向くことです。展示会、コレクションまわりは欠かせません。
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